9月8日、昨日に続き岡山県・新見市憩いとふれあいの公園で、第3節・2試合目が行われました。この日は公園内の新見ピオーネ球場で、午前、午後と2試合が予定されています。

　午前の対戦相手は、ここまで7敗の日本ウェルネススポーツ大学です。前夜から雨が降り続き、念入りなグラウンド整備が行われたため、予定より40分遅れの10時40分にプレイボール。

　悪天候にも関わらず、スタンドにはレインウェアに身を包んだたくさんのファン、応援団が足を運び、雨音に負けない声援を送りました。

初回から次々とヒットが飛び出し8安打！
さらに杉山がスリーランホームラン！

　1回表、ブレイブベアリーズの攻撃。1番・中村白がレフト前ヒットを放ち、レフトがボールをはじく間に中村は一気に3塁へ。2番・黒木美佳はライトオーバーのスリーベースヒットで早くも1点を先取します。

　3番・新美天理はサードを強襲するヒットで2塁へ進み、1点追加。4番・安井聖梨奈のセンター前ヒットでさらに1点を追加し、ノーアウトで3点を上げます。

　5番・山本悠未もセンター前ヒットでノーアウト1、2塁としますが、6番・江口裕里はピッチャーゴロで3塁フォースアウト。1アウト1、2塁となります。

　そして7番・重石華子がライト前ヒットで2塁へ進み、1点追加。8番・松田愛実のサード強襲ヒットでさらに1点追加し1アウト1、3塁とすると、9番・杉山まれいがセンター後方へスリーランホームラン！

　この後、中村がライト前ヒットを打ち、ブレイブベアリーズは初回にヒット8本、ホームラン1本の猛攻撃で8点を先取しました。

先発投手は藤嶋、2番手に山田夏生。
山本、江口のヒットで1点追加！

　1回裏、ブレイブベアリーズの先発ピッチャーは藤嶋涼菜。キャッチャーは重石です。

　藤嶋は初回をサードゴロ、ファーストゴロ、三振と3人で抑えます。

　2回表の攻撃では、山本のセンター前ヒット、江口の内野安打などで1点を追加。9-0とリードを広げます。

　2回裏、ブレイブベアリーズはバッテリーを交代。マウンドに山田夏生が上がり、キャプテンの馬場未波がマスクをかぶります。また、ファーストには安井に代わって谷口みなみが。山田夏生はこの回1本のヒットを打たれますが、他の3人をセンターライナー、2つのピッチャーゴロに打ち取り無失点で抑えました。

新美、山本、杉山、中村がツーベースヒット！
江口のスリーベースヒットも加わりさらに追加点！

　3回表、ブレイブベアリーズは新美、山本のツーベースヒット、そして江口のスリーベースヒットなどで3点を追加。リードをさらに広げ、12-0とします。

　一方、山田夏生は3回裏の守りでも、1本のヒットを打たれながらも他3人を難なくさばき無失点に抑えます。

　そして4回表の攻撃では杉山、中村の2者連続ツーベースヒットでさらに1点追加。

　スコアを13-0としました。

ルーキー・濵地が登板。
さらに山田蓮へとルーキー・リレー。

　4回裏、ブレイブベアリーズのマウンドには、ルーキーの濵地沙歩が上がりました。四球とヒットで1アウト1、2塁とランナーを背負った濵地ですが、堂々としたピッチングで後続をライトフライ、ピッチャーライナーに打ち取り、無失点に抑えます。

　5回表には、山本、馬場のヒットで1点を追加し、14-0としたブレイブベアリーズ。

　しかし5回裏、濵地は2つのヒットと四球を与え、2アウト満塁としてしまいます。

　ここでブレイブベアリーズは4人目のピッチャー、ルーキーの山田蓮に交代。キャッチャーには重石が再出場します。

　山田蓮は登板後最初のバッターにショート強襲のヒットを打たれ2点を失いますが、次のバッターをショートゴロに打ち取り追加点は許しませんでした。

杉山、黒木、新美、谷口、山本のヒットで4点追加！
守っては中村のファインプレーで無失点に抑える。

　14-2で迎えた6回表、ブレイブベアリーズの攻撃。この回の先頭バッター・杉山の右中間を破るツーベースヒットを皮切りに、黒木のライト前ヒット、新美のセンター前ヒット、谷口のレフト線へのツーベースヒット、さらに山本は一気に3塁へ進むセンターへのヒットで一挙4点！18-2と大きく点差を広げます。

　6回裏、山田蓮は2つの四球で1アウト1、2塁のピンチを迎えます。そして続くバッターが打ったフライはセンター前に落ちるかと思われましたが、センター・中村が猛ダッシュで捕球！すかさず2塁に送球し、飛び出したランナーをアウトに仕留め、ダブルプレー！ピンチを無失点で切り抜け、18-2のまま最終回に入りました。

最後は柴﨑さくらが力投！
大差の勝利で無傷の8連勝！

　7回表、ブレイブベアリーズの最後の攻撃。この回先頭バッターの杉山がセンターへのツーベースヒットを放ちますが、無得点に終わります。

　7回裏、ブレイブベアリーズのマウンドに上がったのは、柴﨑さくら。柴﨑は2本のヒットで1アウト1、2塁と得点圏にランナーを進めてしまいますが、力強い投球で後続を2者連続三振に切って取り、ゲームセット！ 18-2でブレイブベアリーズが快勝し、8連勝目を上げました。

　選手たちは引き続き、午後の試合に臨みます。午後の対戦相手は、2部リーグ・アドバンスセクションで首位争いをしている大和電機工業。午前の大勝の勢いで、9連勝目を目指します。