2017/04/18(火)NEWS
23年ぶりに1部リーグに復帰する日本精工ブレイブベアリーズ。チームを率いる遠藤麻美監督に、現状の分析と今シーズンにかける意気込みを聞きました。
塁に出てもあと1本が打てず、1点をとりきることができないことが多くありました。ここぞという時のバントやエンドランを確実に決める重要性を選手たちは痛感しました。
どんな状況でもベンチは声が出ているし、雰囲気はいいです。だからこそ、ここという時に点を取れるともっと流れに乗ることができるので、やはり対戦相手より先にリズムをつかむことが課題です。
すでに選手それぞれの役割を定めてきている段階です。レギュラー、代打、代走、ひとりひとりが自分の役割を考えて練習をするように、と話しています。
おのおのが役割をきちんと果たせば、それは自ずと一体感につながります。勝利という目標がぶれなければ大丈夫でしょう。
2年前はランナーを出しても、そこからの1本が打てませんでした。守備も肝心なときにタイムリーエラーが多かったんです。それは『自分のところに飛んで来たらどうしよう』、『打てるか不安』と思ってしまうメンタルの弱さが一因でした。それを『打ったらヒーローだ!』とプラスに考えるようにしたことが、いい結果を生みました。また以前は練習がつらかったりすると『しんどいなぁ』と口に出していましたが、『もう少し頑張ろう』と発言が前向きに変わりました。全員でそれを意識するようにさせています。
やるからには4強を目指しています。昇格して1年目ですが、1年目だからこその泥臭さ、元気のよさ、一生懸命頑張っている姿、全てを見てほしいです。結果は気持ちがあればついてきます。会社の方々や支えてくれるみなさんへの感謝の気持ちを忘れずに、一丸となって頑張っていきたいです。